確定申告は令和何年分?
申告年と対象年の違いを解説
2026年に行う通常の所得税等の確定申告は、主に2025年分(令和7年)です。この記事では、なぜ申告する年と「年分」がずれるのか、年度とはどう違うのかを早見表と具体例で整理します。
2025年分(令和7年)です。確定申告では、申告書を提出する年ではなく、原則として2025年1月1日〜12月31日に生じた所得を「令和7年」として扱います。
確定申告は令和何年分?まず結論
確定申告 令和何年分で迷ったら、申告する年から1年戻した「所得の年」を見ます。2026年に行う通常の所得税等の確定申告なら、主な対象は2025年分、和暦では令和7年です。
たとえば「2026年に確定申告をする」と書いてあっても、2026年中の所得をすぐ申告する意味ではありません。通常の所得税等では、前年1年間の所得を翌年に申告する流れになります。
申告する年と「年分」はなぜ違う?
「申告する年」は申告書を提出する年、「年分」は計算の対象になった所得の年です。確定申告書の「令和7年」は、2025年1月1日から12月31日までの所得を指します。
| 言葉 | 何を表すか | 2026年の例 |
|---|---|---|
| 申告する年 | 申告書を提出する西暦年 | 2026年 |
| 対象年 | 所得が生じた1年間 | 2025年1月1日〜12月31日 |
| 和暦の年分 | 対象年を令和で表したもの | 令和7年 |
西暦から令和年分を計算する方法
対象となる西暦年が分かれば、令和の年分は次の式で確認できます。
2025年分なら「2025 − 2018 = 7」なので、令和7年です。2019年分だけは「令和元年分」と表記し、数字の1ではなく「元年」と書くのが一般的です。
先に申告年だけを見て計算すると1年ずれるため、必ず「何年の所得を申告するのか」を確定させてから式を使います。
近年の確定申告:申告年と対象年分の早見表
次の表は、通常の所得税等について「その年に申告する主な対象」を並べたものです。個別の事情や期限は、提出する税目と国税庁の当年案内を優先してください。
| 申告する年 | 主な対象年分 | 和暦 | 所得の期間 |
|---|---|---|---|
| 2021年 | 2020年分 | 令和2年分 | 2020年1月1日〜2020年12月31日 |
| 2022年 | 2021年分 | 令和3年分 | 2021年1月1日〜2021年12月31日 |
| 2023年 | 2022年分 | 令和4年分 | 2022年1月1日〜2022年12月31日 |
| 2024年 | 2023年分 | 令和5年分 | 2023年1月1日〜2023年12月31日 |
| 2025年 | 2024年分 | 令和6年分 | 2024年1月1日〜2024年12月31日 |
| 2026年 | 2025年分 | 令和7年分 | 2025年1月1日〜2025年12月31日 |
たとえば2026年の行を見ると、対象年は2025年、和暦は令和7年です。これが「今年の確定申告は令和何年分?」への基本的な答えになります。
「令和何年度」ではなく「令和何年分」を見る理由
行政・学校・会計などでは4月1日から翌年3月31日までを「年度」と呼ぶことが多い一方、個人の所得税等の確定申告は、1月1日から12月31日までの所得を「年分」で整理します。
そのため、確定申告の検索で「令和7年年度」と考えるより、「令和7年」と対象年を確認する方が正確です。年度を調べたい場合は、令和何年度を調べるページを使い分けてください。
申告期限・還付申告・消費税の注意
所得税等の期限は年によって確認する
令和7年分の所得税等は、令和8年2月16日(月)から3月16日(月)までが受付期間でした。受付期間は曜日や制度上の変更で動くことがあるため、「毎年必ず3月15日」と決めつけず、提出する年分の国税庁案内を確認します。
還付申告は通常の受付期間と扱いが違うことがある
医療費控除や年末調整で処理できなかった控除など、税金の還付を受けるための申告は、通常の確定申告期間より前に提出できる場合があります。対象年分と提出可能期間は個別に確認してください。
消費税・贈与税は同じ期限とは限らない
個人事業者の消費税や贈与税は、所得税等と申告期限・納期限が異なる場合があります。この記事の年分早見表をそのまま別の税目に当てはめず、税目ごとの公式案内を確認してください。
よくある質問
A. 2026年に行う通常の所得税等の確定申告は、主に2025年分、和暦では令和7年です。申告する年と所得の対象年が1年ずれるためです。
A. 通常は違います。2026年に申告する主な対象は前年の2025年分(令和7年)です。令和8年分は2026年中の所得で、通常は翌年に申告します。
A. 令和7年は2025年分の所得を指します。対象期間は原則として2025年1月1日から12月31日までです。
A. 個人の所得税等の確定申告では、「年度」ではなく「年分」を見るのが基本です。令和何年度を調べるページと、確定申告の年分を調べるページは使い分けてください。
A. 令和7年分の所得税等は、令和8年2月16日(月)から3月16日(月)までが受付期間でした。 休日などで変わる場合があるため、提出前は国税庁の当年案内で確認してください。
- 2026年に行う主な所得税等の確定申告は、2025年分(令和7年)です。
- 「申告する年」と「所得の対象年」は1年ずれるのが基本です。
- 対象年が分かったら「西暦 − 2018」で令和の年分に換算できます。
- 確定申告は年度ではなく年分を見るのが基本で、税目ごとの期限は公式案内を優先します。
公的情報を確認する
- 国税庁「所得税等の確定申告とは」
1月1日から12月31日までの所得を計算して申告する手続の説明。 - 国税庁「令和7年分確定申告期の確定申告会場のお知らせ」
令和7年分の相談・申告書受付期間を確認できます。 - 国税庁「確定申告をすれば税金が還付される方」
還付申告の対象や提出時期の考え方を確認できます。 - 国税庁「申告と納税」
所得税以外の税目を確認するときの公式案内。